■YAMAHA SG-2000 ブルーリフィニッシュ PART3


2010年夏、長年行方不明だった高中正義氏のブルーのSGが発見されたという事でライブで登場との発表が有りましたが、往年のファンには未だに根強い人気のブルーSGですが市販のMTも既に生産終了という事もあり、どうしてもブルーのSGが欲しいというオーナーの依頼で”今が旬”のリフィニッシュをしました。

 


ベース機は1982年製のSG2000で高中さんの物(79年製)よりは少し新しいです。
違いはナットの埋め込み深さ等若干有りますが、MTよりはホンモノに近いです。
当然バイサウンドは付いていません。
パーツ類は全てオーナー支給でテールピースやブリッジも新品に交換しました。ピックアップははMT用でペグはゴトーのマグナムロックSG-301MG。
今回のコダワリはカラー。

パーツは支給ですし塗り替えだから当たり前かもしれませんが、色んな映像、市販MTと同じ状態で撮影した写真(PLAYER誌)等を見てもやはりMTとはちょっと違ってもう少し明るくて鮮やかな色です。

この作業をやりかけた時、ホント偶々ですが、市販MTの修理が舞い込んで来まして、現在私はMTを持っていませんのでそのMTを見本に調色し、塗料を作りました。

高中ブルーに塗るというのは定番メニューなんですが、いつもその色が分からないので誰かにMTをお借りしたりするのですが、ようやく今回の作業のついでに別の板にサンプル塗装しました。
あくまで自分の中で出した結論のカラーですが。

多分もう大丈夫です!

しかしデジカメって特に青系の色は見たまんま出ませんね。
勿論PC等のディスプレイによっても見ている色は違いますが写真の再現が難しいです。



今年(2010年)のライブでブルーのSGと暫くこちらで保管・展示させて頂いていた蟹伝説SG(SG1000レッドサンバースト)が登場するという事で当然ですが現在ここには蟹は居ませんのでブルーのSGを引っ掛けてみました。


でも何が凄いって、「蟹伝説」って言葉、私が勝手に言いだしたのですが、今や高中さんも使っている事ですかね。


【TAKANAKA Weblogより】

>そういえばたしか(1979/JOLLY JIVE)ブルーラグーンを録音したときのSG=”蟹伝説SG”。これも借りて弾きたいな。




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