■SG-1600 T3風リフィニッシュ


当ホームページに寄せられるSG改造の相談の中で一番多いのはやはりセンターシングルピックアップの増設になりますかね。

市販でセンターピックアップ付のSGは高中正義モデルのSG−T・SG−T2・限定モデルのSG−25T・ちょっとシェイプは違いますが野呂一生モデルのSG−Iが有りましたが、どれもトレモロ付で、ハーフトーンは良いけどトレモロが苦手な人はやっぱりこのスタイルになるワケです。
まずヘッドですが、インレイはオーナーの意向により椰子より元のフラワーポットの方が好きだという事で残しましたがSG1600が作られた時期はSG3000のWRもそうですが塗装が白濁する物が多く、本機も例外ではありませんでしたので黒い部分をリフィニッシュして色を引き締めました。
またペグはT3に使われているツマミや径の小さなものではなく、同じくGOTOH製のMAGNUM LOCK MGというロック式の物に交換しています。
これだと穴加工も必要有りませんし見た目も違和感ありません。
本機の指板はSG1600ですからデザイン的にはSG3000やSG-T/SG-T2等に採用されているニューアローポジションマーク+バインディング3重巻きですが、エボニーではなくローズでしたのでこちらも黒く染めてエボニー風にリフィニッシュしています。
真ん中にメイプルを挟まないマホガニーオンリーのヘッド〜ネックやセットネック構造はSG2004やT3と同じです。
ネックジョイント部は段差を無くすように整形。ピックアップセレクタスイッチをカッタウェイ部からリアピックアップ横に移動したので丸いキャビティは埋木しています。

写真貼ってから気がつきましたが、コンターに自宅の窓ガラスに描いた椰子が写っていました(笑)
センターピックアップはT2の物ではなく、高中氏所有のSG−Tと同じ?YAMAHA製の長丸タイプをオーナーから支給されました。
SG1600のテールピースはSG3000と同じくブリッジに近い所に付いていましたがT3同様SG1000やSG2000(一部の初期モデルは除く)と同じ位置に移設。その他アバロンバインディング追加、トラ杢ツキ板貼等数々の手を加え、パーツ類もここに写っている物は全てSG1600の物ではなくなっています^^;

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